絵本「ふしぎなめがね」原作
気の弱いあつしくんは、学校にいく途中、
道でまん丸のめがねをひろいました。
かけてみると、びっくりしました。
前から歩いてくる、怖そうな女の人から5コのビーカーが見えました。(OL)
オレンジの水が少し入っているコップには・・・「おもいやり」があまりありませんでした。
緑色はいっぱいでした。「りせい」でした。
何も入っていない空っぽのコップは、「かんしゃ」でした。
少し歩くと、前にクラスのいじめっこがいました。(2人背中から顔は横で話ながら)
みてみると、びっくりしました。
いつも偉そうにしているリーダーのたかし君(ジャイアンふう)の
青いコップがあまりしゃべらないじゅん君より少なかったのです。
それは「ゆうき」でした。
でも、たかし君の方が、「りせい」が多く、他は同じくらいでした。
そのとき、空からおじいさんがおりてきて、(神様)
「それ、わしのじゃ。そのめがね返してくれんか、すまんすまん。おとしてしもうた。」と小さい声で言いました。
返すと、「このメガネのことは秘密にしとくように」と言い飛んでいきました。
学校で、このことを話しました。
しかし、誰も信じてくれませんでした。
いじめっこには、言いませんでした。
その日の晩、寝る前に、お祈りし聞きました。
「神さま、だれも信じてくれませんでした。どうしてですか?」
夢の中で、神さまが応えてくれました。
「だから、秘密にと言ってあげたのに。」と優しく笑っていました。
*拡大版完成にあたりアイデアを頂ければうれしいです。